医療コラムColumn
当院で男性育児休暇を取得した職員の体験談を記載しております。
長女を出産した際に、妻が子育てへの不安や慣れない育児に対してかなり負担になっていました。
今回は長女の育児もプラスされるため、より負担がかかることを考えて育休を取得することを決めました。
前回出産したときの妻の体調を参考に1ヶ月間と期間を決めました。
半年前から育児休暇取得を上司に相談していたため、業務の調整に関して上司に相談を受けながら進めていました。
同僚には担当利用者の方をフォローしていただいたり、利用者の方には1ヶ月間サービスをお休みさせていただきましたが、皆さん「頑張ってね」と温かい声を頂いてほっとしました。
おかげさまで、後ろめたい気持ちはなく休暇を取ることができとても感謝しています。
特に役割分担をきっちり決めていたわけではありませんでしたが、長女が遊びたい盛りだったので、日中は公園やお出かけに連れて行くことが多かったです。
長女と過ごす時間が長かったためかその時期のことはよく覚えているようで、その頃の写真を見ながらこんなことをしたよねと話してくれます。
夜は、妻と私でそれぞれ1人ずつ寝かしつけをして効率が良かったなと思いました。
育休後は部署異動が決定していたため業務量が増えましたが、リハビリテーション科として残業時間を減らしていく取り組みをしていたためそれほど帰りが遅くなることはありません。
私自身もできるだけ残業をしないで業務に取り組めるように工夫をするようになりました。
長期休暇をとるので引き継ぎなど何もせずにとは行きませんし、業務の調整も大変ではありましたがそれ以上に家族での時間が過ごせる幸せを感じました。
また妻とも育児について会話を交わすことができるため、育休が終わったあともお互いの家事・育児の仕方をイメージしながら過ごせるのではないかと思いました。
環境的に育休が必要でない男性職員もいらっしゃると思うのですが、今後の育児参加をより円滑にしていくものだと感じましたので、育休取得を前向きに検討することをおすすめしたいです。
こういう獲得した制度は使わなければまた剥奪されたり、掛け声だけのものにしたくなかったので、自分の部署のスタッフからタイミングよく希望者が出て嬉しく思いました。
フォローなどの苦労もありましたが、戻ってきたスタッフが前よりも頼もしく見え、業務効率も一段上がったように思います。
これからも男女ともに働きやすい職場であってほしいです。
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