医療コラムColumn

皮膚科 増地医師

低温やけどに注意しましょう

冬になると湯たんぽ・あんか・カイロなどの暖房器具が欠かせない方も多いと思いますが、使用する際には「低温やけど」に注意が必要です。

低温やけどは、体温よりやや高めのものに皮膚の同じ場所が長時間接触することで起きます。それほど熱くなく、心地よいと感じる温度であっても皮膚障害の原因となるので要注意です。はじめは皮膚が赤くなる、小さな水ぶくれになるといった程度で軽症に見えても、皮膚の深部までやけどになって治療に数か月かかり、植皮術が必要になることもあります。

受傷されるのは高齢者の方が多いですが、若い女性が湯たんぽで低温やけどになる例もあります。特に糖尿病・認知症などで下肢の知覚低下がある方は、湯たんぽや電気アンカの寝るときの使用をなるべくさけていただきたいです。どうしても使いたい場合、寝る前から布団に入れておいて寝るときには外すか、電源を切ってください。使い捨てカイロも、貼った部位が体重で圧迫されて血流が低下するとやけどを起こしやすいです。

また近年は、スマートフォンで低温熱傷を起こしたケースが多く報告されています。スマホを顔や腕と触れるところに置いたまま寝たり、ベッドや布団の上で充電することはやめましょう。火災の原因となるおそれもあります。 

うっかりやけどになってしまった場合、水疱やびらん(皮膚がむけてしまった)ときは、くっつかないようにガーゼではなく食品用のラップで保護してすぐに医療機関を受診しましょう。衣類が張り付いている場合は無理にはがさないで、そのまま受診で良いです。半日以上放置すると細菌感染のリスクが高くなります。汚れている場合は水道水で洗うとよいですが、市販の消毒は不要です。

皮膚科 増地 裕

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